菓子パンやコンビニスイーツなどの裏面をふと見たら、原材料に「フラワーペースト」と書かれていて気になりませんか?
フラワーペーストって聞き慣れないので、体に悪いのか、安全性に問題はないのかが心配ですよね。
添加物というと太るもの、体に悪いものというイメージがあるので気になります……。
この記事では、フラワーペーストの添加物、太るのか&体に悪いのかなど安全性を調査しました。
フラワーペーストってお花?
どんな食材なのか、安全性に問題ないのかなど調査しました!
フラワーペーストは体に悪い?
フラワーペーストは、さまざまな商品に入ってますが、体に悪いのでしょうか?
なるほど❗フラワーペーストって花が入ってるんじゃないんだ‼️ pic.twitter.com/aShtk41AMR
— 紀州のタチウオ (@nVgXrn0fiIWvjpJ) May 26, 2022
結論から言うと、フラワーペーストは食べ過ぎなければ体に悪いわけではないんです。
フラワーペーストは、flour(小麦粉)とpaste(ペースト)を合わせた造語で、原材料は小麦粉、でんぷん、水飴、油脂に、ナッツやチョコレート、ココアなどを混ぜてペースト状にして作られます。
原材料から見てもフラワーペーストにとりわけ変なものが入っているわけではなさそうですね。
フラワーペーストは普通のカスタードとは違い、乳製品ではないのと日持ちするのが特徴で菓子パンやスイーツにも使用されていることが多いです。
カスタード味だけでなく、ミルク味、チョコレート味、抹茶味、フルーツの味もあり、材料は保存が効くように添加物が入っています。
添加物は国が定めている「ADI(一日摂取許容量)」の基準値を大きく下回るぐらいの微々たる量なので、体に悪いとは言えません。
フラワーペーストが体に悪いと言われる理由
どうしてフラワーペーストは体に悪いとか良くないと言われているのでしょうか……。
カスタード風味フラワーペーストって、なんか残念感やばい
— ちゆ☕️🍷🥂食べ物記録 (@chu327a) April 6, 2022
本当のカスタードが食べたい🥺 pic.twitter.com/wMgTSU2Pmm
それはフラワーペーストの食品表記から悪いイメージに結びついているからかもしれません。
「カスタード風味」「ミルク風フラワーペースト」「コーヒー風味」などと表記されているのを見ると、「〇〇風味」= 本物ではない・似せたもののように消費者は感じるからでしょう。
またフラワーペストには添加物が入っています。
添加物=体に悪いもののイメージが強く、フラワーペーストという名前も聞いたことないしよくわからないから、体に悪いと言われているのですね。
フラワーペーストを食べると太る?
フラワーペーストは食べると太るのでしょうか?
フラワーペースト100gあたりの栄養素・カロリーを見てみましょう。
エネルギー | 319kcal |
タンパク質 | 4.1g |
脂質 | 19.5g |
炭水化物 | 32g |
食塩相当量 | 0.1g |
タンパク質はそこまで多くなく、脂質、炭水化物は多いですね。
表の通り、食物繊維やビタミンなどは一切ありませんので、こればかりを食べるとなると太る可能性があるでしょう。
セブンの生チョココロネうまっ!山崎製パンとのコラボらしい。フラワーペースト特有のもったりと舌に張り付く粉っぽさは全然なく、ドロドロとコクのある生チョコソースは口溶けよく高級感のある味。これで税込100円?鬼コスパやんwひさびさに菓子パンのなかでヒットしたな。#生チョココロネ #菓子パン pic.twitter.com/vMAacWWws8
— たかぎー@コスパよく幸せに生きる (@takagee3374) April 5, 2019
フラワーペースト入りロールパン。
— 木綿豆腐。 (@yun11251) July 28, 2016
学校で食べる興奮(ロールパンナちゃん(嫁)を学校に連れてくる興奮)のあまり、「ロールパンナ美味しい」とか言ってしまったけれど同級生はもう忘れているはず。 pic.twitter.com/JRTHw6Phnu
金爆がすげーうまいと言ったからすげー売れてるクリームパン。作っているのは神戸屋。神戸屋といったら丹念熟成クリームパンでしょ!?と思ったんだけど丹念熟成はカスタード味フラワーペーストで、ファミマ・ザはカスタードクリーム!全然違ったホンモノ!!クリームもパンも甘さ控えめでうまかったです😋 pic.twitter.com/yGGAjASOqk
— あいずみ眼鏡店👓徳島 (@AizumiMegane) April 13, 2022
みんなのよく口にする美味しいパンにも、身の回りの色々な食品にフラワーペストが使用されています。
フラワーペーストに限らず、同じものを大量に食べることで脂質、炭水化物の摂りすぎになり太ることはあります。
フラワーペーストに添加物は使われている?
フラワーペーストに添加物は使われていますが安全性に問題ないのでしょうか。
主な添加物はこちらです。
添加物名 | 用途 |
---|---|
ソルビン酸K | カビや細菌を発生・増殖を抑える働きがあり、腐敗防止として使われる。 |
グリシン | 加熱にも強い菌を抑える働きがあり、日持ちするように使われる。 |
クエン酸 | 食品のp H(酸性とかアルカリ性)数値を調整し適切数値を保つために使われ、保存性を高める。 |
この添加物はどのフラワーペーストにも必ず入ってるわけではありませんが、製造する際によく使われています。
日持ちさせたり細菌を発生させないように添加物が入っているのです。
添加物は「人工のもの=体に悪いもの」というように考えてしまいがちですが、栄養を補う効果もあり、決して悪いわけではありません。
大量に入っていると危険ですが、国の基準に沿って製造されていて人体に悪い影響がほぼない量ですので安全性は問題ないでしょう。
まとめ
フラワーペーストは体に悪いし太るって本当?添加物の安全性も調査!まとめです。
菓子パンやスイーツにも使用されていることが多いフラワーペーストですが食べ過ぎなければ体に悪いわけではなく太ることもないんです。
小麦粉、でんぷん、水飴、油脂と言った原材料から見ても変なものが入ってるわけでないですが、栄養が偏るだろうと予想ははつきますね。
同じものだけを食べ続けるのは太りますが、フラワーペーストに限ったことではありません。
フラワーペーストの食品表記は「カスタード風味」「コーヒー風味」となっていることが多く、「〇〇風味」= 本物ではない・似せたもののように消費者は感じて「体に悪いのでは……」と考えてしまうのですね。
フラワーペーストには日持ちさせたり腐敗防止のためにソルビン酸Kなどの添加物が入っていますが、体に悪い量ではありません。
添加物は国が定めている「ADI(一日摂取許容量)」の基準値を大きく下回るぐらいの微々たる量で体に悪いとは言えないので、安心性は問題ないですよ。
美味しく適量を食べてくださいね。