みなさんは子供にどんな朝ごはんを食べさせていますか?
わが家の子供たち(2歳・7歳)はパンが大好き。
なるべく「パンだけ」は避けるようにしていますが、子供が完食することはごくまれ。特に2歳の娘は好き嫌いが多く、最終的にパンだけしか食べないこともあります。
せっかく作っても残されてガッカリするのは嫌。子供たちが喜んで食べる朝ごはんを用意したい!
そんな気持ちから、スティックパンと果物だけのズボラな朝ごはんにしちゃうと、子供たちは喜んでぺろりとたいらげてしまうんですよね。
ですが親心としては食べてもらえてホッとする反面、罪悪感を感じてしまうものです。
栄養は偏ってるよな。お昼ごはんまでにお腹が空かないかな。発育にも良くないだろうな。
この記事にたどり着いたあなたも、パンだけの朝食に悩んでいるのではないでしょうか。
パンだけの朝食は大丈夫なのでしょうか?
子供にとって朝ごはんがパンだけは大丈夫?
結論から言うと、子供の朝ごはんをパンだけにするのはやめた方がいいです!
口当たりが良くて食事の準備も楽ちんなので、パンだけになってしまう気持ちは痛いほどわかるのですが、子供の発育について考慮するなら、今すぐ「パンだけ」朝ごはんは卒業した方が良いですよ。
もちろん、これは子供だけの話ではなく、大人も一緒です。食パンとコーヒーだけといった朝ごはんは改めることを推奨します。
では、その理由をこれから解説していきますね。
子どもの朝ごはんの重要性。朝食抜きにするとどうなる?
「朝ごはんは重要」とはよく言われますが、実はお腹を満たすこと以外にも大切な意味があります。
もし朝ごはんを抜きにしてしまうと、体は十分な働きができずにさまざまな不調を感じてしまいます。
朝ごはん抜きのデメリット
- 活動に集中できずぼーっとしてしまいやすい
- 脳に栄養が行き渡らずイライラしやすい
- 腸が活発に動かないので便秘になりやすい
朝ごはん抜きにすると、脳にも体全体にも栄養が届かないからね
実は、朝ごはんは、他の食事と違った役割を果たしています。
親が知っておくべきなのは、体温アップ&脳のエネルギー補給が、子供が元気いっぱいに活動するために最重要ということです。
なぜなら、私たちの体が眠っているときも、臓器たちは休まず動き続けています。
朝起きたときにはエネルギーは底をついた状態。
朝ごはんを食べてエネルギー補給をしないと、めまいやだるさの症状が出てしまうので注意です。
体を”お休みモード”から、朝の”活動モード”に切り替えるためには、眠っている間に下がった体温をアップさせてスイッチを切り替えることが大切。
朝ごはんを食べないと体がダルく感じてしまうのはこんな理由なのですね。
さらに、食事は腸のはたらきにも影響があります。
胃の中が空っぽの状態で食べ物が入ると、ぜん動運動がおこって便が出やすくなります。
朝食抜きの状態が続いていて便秘がちな人は、朝に水分と食事をとる習慣をつけると改善するかもしれません。
子供の朝ごはんがパンだけはNGの理由
じゃあ、朝ごはんを何かしら食べればOK?炭水化物オンリーの朝ごはんでも良いのではないかな
脳が必要なエネルギー源はブドウ糖です。
それならば、手っ取り早く炭水化物オンリーの朝ごはんでも良いのではと考えてしまいがちですが、それは違います。
書籍『成功する子は食べ物が9割』によると、「菓子パンだけ」「おにぎりだけ」の炭水化物だけでは、脳が必要とするブドウ糖がうまく消化吸収できず、集中力が低下してしまうそうです。
それはなぜでしょうか?その理由は、栄養はチームで働くので、炭水化物単体を摂取しても、体はうまく吸収できないからなんですって。
具体的には、不足しがちな「たんぱく質」を意識的にとることが重要です。
朝のたんぱく質は、エネルギー代謝を促し、体温を上げ、体の筋肉をつくり、貧血を予防するために、食べることは“絶対”です! しかも、たんぱく質を含む朝ごはんを食べることは知的生産性をアップさせ、学業成績が向上することも国内の研究で明らかになっています。
『成功する子は食べ物が9割』
朝のたんぱく質は”絶対”なのか…!
さらに、子供に不足しやすい栄養素として筆者は「鉄分」も挙げています。
朝は鉄の吸収率が高い時間帯とのことで、鉄分を含む食材(ツナ、卵、鮭、ヨーグルトなど)を積極的にとりたいですよね。
忙しいママでもできる「合格点の朝ごはん」とは?
子供の朝ごはんは、炭水化物オンリーがNGだと分かりました。
たんぱく質や鉄分など、不足しがちな栄養素をとるのが理想だとも理解しています。
ですが、世のお母さんたちの朝仕事はなにも朝食作りだけではありません。
洗濯、そうじ、保育園や学校の準備など、やるべきことが山積み。朝食作りに時間をかけていられないのが本音です。
忙しい朝でも、栄養のある朝ごはんを用意したい!
わが家では「脱パンだけ朝ごはん」を試行錯誤しています。ポイントはなるべく手間をかけないこと。工夫していることは3つあります。
- 具だくさん汁物(前日の夕飯残り)をプラス
- 季節の果物orヨーグルトをプラス
- 弁当箱に入れる(毎回は×)
具だくさん汁物は夕飯時にたっぷり作っておき、必ず翌朝にも登場させます。
わが家流のポイントは、子供が好きな具材を必ず入れること。
子供たちに人気の具材は、ウインナー、練り物、海苔、打ち豆、糸こんにゃくです。
朝食は楽しく食べてほしいので、季節の果物またはヨーグルトなど、テンションが上がるお楽しみを必ず用意しています。
(そうでなければ、子供たちは一切手をつけません…汗)
さらに、見た目にも楽しい演出を。
たまに弁当箱に入れて、お弁当包みでくるむと、子供たちはテンションが上がるようです。ピクニック気分で食べると楽しいですよ。
子供のパンだけ朝ごはんでもOKのマル秘方法【ベースブレッド】
なかなか食が進まない子供たちですと、親は心配になりますよね。
私はパンだけの朝ごはんにしないよう、工夫は重ねていますが、どうしてもパン以外を食べてくれない時もあります。
この記事では「パンだけ」の朝ごはんの危険性と、バランスよく副食を組み合わせることの大切さについて解説してきました。
私もなるべく子供たちに栄養をとってもらいたいと努力していますが、毎度うまくはいきません。
そこで、私は「パンだけ」の朝ごはんでも栄養価ばっちりのパンも愛用してまして、よく朝食にも登場させています。
こちらが魔法のような栄養パン「BASE BREAD
プレーン、チョコレート、メープル、シナモン、カレーの5種類が販売されています。
1カ月間常温保存できるので、私はまとめ買いしてすぐに食べられるようにしています。
なにがスゴイって、栄養価がびっくりするほど優秀。
1日に必要な栄養素の1/3(※)がとれるんです。(ちなみにこのグラフはパン2個分、大人が必要な栄養素なので、子供だと目標数値が異なります)
(※※1食分(2袋)で、栄養素等表示基準値に基づき、脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウム以外のすべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。)
パンでたんぱく質がとれるって従来の常識だと考えづらいですよね。
このパンは全粒粉やライ麦粉、昆布粉末などを使っているので、食物繊維やミネラルもたっぷりです。
「そもそも美味しい?本当に子供が食べる?」と疑問視する方もいると思いますが、うちの子供たちは喜んで食べます。
ただし、メープル、チョコレートはそのままでも食べますが、シナモン、プレーンはアレンジが必要。
カレーは辛いのでNGです。
甘系はテンションが上がるので、ジャムやフルーツ、チョコなどをのせることもあります。
パン自体に栄養があるので、普通の食パンよりグッと罪悪感が薄れますよね。
初回は20%オフで購入できるので、私はお試ししてみたところ見事にハマってしまいました。
子供の朝ごはんにも登場させますが、主に自分がサクッと昼食をとるために利用しています。
ヘルシーでこれはいいもの見つけたなーといった感じです。
栄養パンのお試しレポートも書いています。クーポンで安く購入する方法もありますのでどうぞ。
もっと詳しいことは公式サイト